UV表面洗浄改質装置コラムにご訪問いただき有難うございます。
今回は「弊社でレンタルを行っている紫外線照度計のご紹介」です。ぜひ最後までお付き合いください。
さて・・・・今回、なにゆえこのテーマにしたのかと言いますと・・・・。
既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、当社では最近に照度計のレンタルを始めました。ホームページの新着情報にもアップしてありますが、コラムでもテーマとして取り上げて照度計のことや照度の使い方についてご説明させて頂けたらと思った次第です。
照度計の扱いについては簡単な注意点が少しだけ。測定自体はとても簡単です。もちろん他装置と同じであすみ技研のレンタル照度計はちゃんと校正も実施し、良いコンディションを維持していますので安心してお使いいただけます。
本コラムをご覧になり、ご興味をお持ちいただけたら、お気軽に連絡くだささい。それでは今回もよろしくお願いします。
写真が当社でレンタルを行っている「オーク製作所製の紫外線照度計・光量計 UV-M03A」です。
照度計は計測器本体と受光器で構成されます。小型且つ軽量のため測定場所や環境が制限されないのが特徴です。
故にUVランプを搭載した装置を製造現場で管理する目的に適していると言えるのではないでしょうか。もちろん、実験室内で使用する場合のUV装置の照度管理にも問題なくお使いいただけると思います。
受光器は交換式となっており、受光器を交換すれば表にある波長帯以外の波長も測定することが可能です。レンタル照度計では「UV-SN25」という受光器がセットで入っており、UV表面洗浄改質装置の主波長である254nmの波長帯の照度が測定できます。
それではここからレンタル照度計の中身をもう少し詳しく見ていきましょう。レンタル照度計の構成品は写真の内容になります。
紹介を割愛してしまいましたが、内容物としてレコーダーへの出力コードも付属しております。データロガーに接続してお使いになる御客様はこちらをお使いください。計測器本体の電源は付属の乾電池、又はACアダプタ―を使っての供給になります。
続いては使用前準備、計測器の使い方についてご紹介です。
1.計測器への電源供給
前述していますが、計測器本体への電源供給は付属の単三乾電池またはACアダプタ―を使用します。乾電池であれば計測器本体の背面。ACアダプタ―であれば計測器の右側面に挿し込み口があるので、そこに接続します。
2.計測器本体~センサーコード~受光器の接続
センサーコードの両端を計測器本体及び受光器に接続します。
3.減光フィルタの取付
減光フィルタを受光器に取付ます。取付は受光器に被せるだけです。これで照度計の使用前準備は完了です。とっても簡単ですね。
- 照度測定を行う際は必ず受光器に減光フィルタを取付けてください。減光フィルタ無での使用は受光器が損傷する可能性があります。
- 照度値は減光フィルタ表面に記載されている倍率を表示値にかけた値となります。
最後に測定についてご説明させていただきます。
測定方法はとてもシンプルです。測定モードが2種類あるのでそれのどちらかを選択し、測定範囲を選択するだけです。まずは測定モードについて。測定モードは「照度測定モード」と「積算光量測定モード」の2種類になります。
「POWER」を押して計測器に電源を入れるとまず、写真左の「照度測定モード」が立ち上がります。この状態から「MODE」を1回押すと今度は写真右の「積算光量測定モード」に切り替わります。
写真を見比べると表示されている単位が違うのがわかると思いますので、この単位でどちらのモードになっているかが判断できます。照度測定の単位が「mW/cm2」で積算光量の単位が「mJ/cm2」です。
続いて測定範囲の切り替えですが、「RANGE」を何回押すかで切り替えができるようになっています。これは「照度測定モード」も「積算光量測定モード」も同じです。
まずは「照度測定モード」の場合になりますが、写真の順番で測定範囲が切り替わります。
続いて「積算光量測定モード」の場合です。積算光量については測定できる積算光量の範囲の選択ができるわけではなく、積算光量モードにおける照度の測定範囲を選択するといった具合になります。
測定範囲の選択のところに若干わかりにくさがあったかもしれませんが、触ればすぐにわかると思いますのでご安心ください。測定範囲については付属取説のP22、P23にも記載ありますので。
それでは今回はこのあたりで。最後までお読みいただき、ありがとうございました。照度計についてのお問合せをお待ちしております。