UV cure

UV硬化装置の選定方法

必要な波長とランプを選択

UV硬化に使用される紫外線ランプには、高圧水銀ランプとメタルハライドランプ(Fe、Ga)の合計3種類があります。接着剤や樹脂の特性に応じたランプを使用します。

  • 高圧水銀ランプ
  • メタルハライドランプ(Fe)
  • メタルハライドランプ(Ga)


照射エリアを選択

ランプ平行方向の有効照射幅は50mmが基準となり、ランプ直角方向の有効照射幅はランプの発光長によって変わりますので照射したいワークサイズより10%長い発光長のランプをご選定ください。有効照射幅外のエリアでも紫外線は照射されますが、紫外線強度は低下します。

  1. 80mm
  2. 125mm
  3. 250mm
  4. 375mm
  5. 500mm
  6. 750mm

ランプ出力を選択

ランプの能力の大きさを表現するのに、総入力(W)を発光長(cm)で割った W/cm という単位を使用します。ランプ出力が大きくなると紫外線強度も強くなります。

  1. 50 W/cm
  2. 80 W/cm
  3. 120 W/cm
  4. 160 W/cm
  5. 240 W/cm

オプションを選択

  1. 熱線カットフィルター
  2. ワーク冷却用送風システム
  3. シャッターシステム
  4. その他

熱線カットフィルターやワーク冷却用送風システムの採用によりワークの温度上昇を抑えることで、熱に弱い材料への用途が広がります。

インラインで頻繁にランプのON・OFFを行う必要がある場合、シャッターで遮光します。シャッター遮光でON・OFF点滅によるランプ短寿命防止やワークへの温度影響を抑制します。


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