UV硬化装置使用時の安全対策

弊社コラムをお読みいただき、ありがとうございます。今回はUV装置を安全にお使いいただくための注意点について書いていこうと思います。

テーマは「UV硬化装置使用時の安全対策」です。

弊社で扱っている装置の中にUV光を利用した表面洗浄改質装置と硬化装置があります。UV光(紫外線)は波長が短い不可視光線の総称で波長によって「UV-A(315nm~480nm)」、「UV-B(280nm~315nm)」、「UV-C(100nm~280nm)」の3種類に分類されます。

弊社のUV装置はUV光の特性を利用した装置になりますが、これらのUV光は有用ではあるものの、人体に害を為す可能性も含んでいます。また光源や装置の内外装は高温になるのでそれによるやけどの可能性もあります。

今回の内容は初めてUV装置を使用する方向けの内容になるかもしれませんが、既にUV装置を使っている方でも「ここ、気を付けてなかったな・・・・」という部分がありましたら、ぜひ気を付けてみていただきたいと思います。それでは今回もよろしくお願いします。


装置紹介

さて、それではまず弊社UV装置のご紹介を簡単にさせて頂きます。写真1が弊社のUV表面洗浄改質装置のスタンダードモデルである「ASM1101N」、写真2が弊社のUV硬化装置「ASM2501」になります。

ASM1101N
写真1
asm2501 ハンディタイプUV硬化装置
写真2

両装置には可動部は無い為、その意味では安全です。危険なのは冒頭でも書いたようにUV光の扱いと高温になる光源部や装置内外装部です。それではここから「UV装置を使用する上での注意と長袖と手袋着用の必要性」についてご説明します。


長袖と手袋着用の理由 1:皮膚が炎症を起こす可能性

UV光を長い時間、皮膚や目に浴びてしまうと炎症や皮膚ガンを起こす可能性があります。いたずらに脅かすわけではないですが、そのような場合も最悪あり得るということを認識いただければと思います。

ハンディタイプUV硬化装置 ASM2501では、ハンディタイプであるため非常に扱いやすい反面、知らず知らずのうちにUV光が露出している肌に当たってしまい、気が付いたら炎症を起こしていたということも考えられます。弊社では、長袖と手袋着用での使用を強く推奨します。


UV硬化装置の安全な使い方1

NG例1

ランプ直下に手が置かれていないので一見すると安全なようにも見えますが、ランプには「照射距離」と「照射範囲」があります。「照射距離」が離れれば離れるほど「照射範囲」、すなわちランプのUV光は広範囲に届きます。NG例1の「照射距離」では手が置かれている部分にもUV光が届く為、火傷をしてしまいます。

UV硬化装置の安全な使い方2

NG例2

手が置かれている位置はNG例1と同じですが、手袋をしています。安全対策は十分なように見えますが、これでは必要十分条件の「十分」の部分を満たしていません。UV光が照射される部分には熱が発生しますので、手袋をしていることで火傷の危険性は低減されますが、それでもまだ照射による火傷の危険はあります。手袋をして且つ、手を置くならUV光が確実に届かない場所に置くことで安全に作業ができます。


長袖と手袋着用の理由 2:不意のやけど防止

UV光源やUV照射装置内装及び外装は高温になっている部分があり、触ると火傷の恐れがあります。気を付けてはいても何かしらの作業の際に高温になっている光源や装置の内装外装に肌が触れてしまうと、それだけでやけどをしてしまう場合もあります。やけど防止の観点からも長袖着用を強く推奨します。

UV硬化装置の安全な使い方3

UV硬化装置の安全な使い方14

色々と脅し文句のように怖いことを書いてしまいましたが、通常使用している分には危ない装置ではございません。

ただUV光の危険性やUV装置が高温になることを知らないで装置を取り扱うと確実に危険を伴います。安全に作業をしていただき、UV装置を有効活用していただくためにもぜひ安全にご注意いただいての作業をお願い致します。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。