オゾン濃度計のUSBのセットアップ解説
デジタルでオゾン濃度が表示されて便利な荏原実業製の高精度オゾンモニタですが、今ひとつ操作になれが必要なのが現場泣かせです。
特に濃度測定時必須のUSBのセットアップが、予想以上に手間なため、備忘録も兼ねて今回コラムとしてまとめてみたいと思います。
普段からパソコンなどでUSBを使用しているので、当然『装置に差し込んだらで測定データとか簡単に移管できるよね』という感覚だと、現場で痛い目に遭います(遭いました)。
セットアップ手順動画
まずはセットアップ手順動画をごらんください。
以上のように、
- ただUSBを差し込んで終わりではない。
- 作業者がボタンなどを押しても、確認が分かりづらい。
- 大事な情報(過去のデータを吸い上げ中とか)の表示が、短期間
といったように、一連の流れを覚えておかないとせっかく現場で測定したデータが取れていなかったということになりかねません。しかし、たかがUSBのために『わざわざ手順を覚える』とか『練習をする』というのも、なんだかやりきれない気持ちになります。また、たまにしか行わない作業であるため、余計身につきません。
そういうわけで、現場でもサクッと思い出せるように動画のQRコードを作成しました。
『明日、クリーンルームでオゾン濃度測定だ!』という際には、こっそり手順を見れるようお手持ちのスマートフォンにQRコードを読み込んでおいてください(現場でスマホ禁止ということもありますが・・・・)。
ちなみにUSBを抜く際は、特に気をつけることはなく、引っこ抜くだけでした・・・・。